2007年03月20日

粟とは2

粒の質からうるちアワともちアワ、収穫の時期から夏アワ、秋アワなどの品種に分けられる。

中国の華北・中原において、黄河文明以来の主食は専ら粟米(谷子)であり、「米」という漢字も本来はアワを示す文字であったと言われている(中国後漢の許慎が著した漢字の解説書『説文解字』において、「米…粟實也。象禾實之形」(禾=粟)と書かれ、米即ちアワの実であると解説されている)。青海省民和県の喇家遺跡では、およそ4000年前のアワで作った麺が見つかっており、現在、世界最古の麺と言われている。一方、稲米も周の時代から栽培が盛んになってきたが、長江から入ってきた蛮夷の穀物とみなして「雑穀」のように扱う風潮が知識人を中心に長く続いた(米が華北・中原においても主食とされるようになるのは唐代以後と言われている)。だが、連作や二毛作を行うと地力を損ないやすい事や西域から小麦が伝わってきた事も相俟って、次第に主食の地位から転落する事になった。しかし、現在でも中国では粟粥などにして、粟を食べる機会は多い。また、鉄絲麺という最古の麺と同じような麺類を作る地方もある。

posted by おこめたん at 13:31| Comment(0) | TrackBack(0) | お米に関する用語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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