2007年03月12日

コシヒカリBLとは その2

また、新潟県産のコシヒカリは高価格であることから、他県産のコシヒカリなどを新潟産と偽装することが後を絶たなかった。新潟県の農家のみにコシヒカリBLの種籾を販売することで、遺伝子検査により他県産のものか判別できることになる。

味は、東京で行ったモニター調査では従来のコシヒカリよりおいしいかほぼ同じであるという意見が約8割であった。日本穀物検定協会の食味ランキングでも、従来のコシヒカリと同じ「特A」である。しかし、実際に販売してから、従来のものとはかなり異なると感じる人もいるようである。

玄米段階での紙袋表示は、銘柄名は「新潟県産コシヒカリ」、品種名は「コシヒカリBL」である。コシヒカリBL玄米の外観は従来のコシヒカリと同じであり、目視による品種判別が困難であるとされる。しかも、精米表示における品種欄には「コシヒカリ」と表示されるため、一般の消費者が購入の際に判別することはできない。別品種であるコシヒカリBLを流通段階で「コシヒカリ」と表示する取扱いに対して、一部の生産者や精米業者、消費者から疑問視する声が出ている。

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コシヒカリBLとは

コシヒカリBLとは、いもち病に抵抗性を持つように改良されたコシヒカリ。BLとは、いもち病抵抗性系統の意味であるBlast resistance Lines(ブラスト・レジスタンス・ラインズ)の略。コシヒカリ新潟BL1号〜12号の12品種がある。2005年(平成17年)から新潟県で作付けされるコシヒカリのほとんどが、コシヒカリBLである。

コシヒカリはいもち病に弱いため、新潟県が15年をかけていもち病に強い品種として開発。コシヒカリといもち病に強い品種を交配し、その子孫にもコシヒカリを繰り返して交配(連続戻し交配)した。その過程で、いもち病抵抗性以外の性質がコシヒカリとほぼ同等ものを選び出し、コシヒカリBLを育成した。いもち病に強いことから農薬散布量を減らすことができるため、環境への影響が少ない栽培ができる。厳密には、病気に対する遺伝子などが異なるので、本来のコシヒカリとは別の品種である。
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コシヒカリの成長育成

新潟県産コシヒカリの一例を示す。

播種日・・・ 4月25日
田植日・・・ 5月21日
出穂期・・・ 8月9日
登熟期・・・ 8月19日〜9月18日
注)登熟期の開始日は、出穂期+10日目の日としている。
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コシヒカリの誕生

農林1号と農林22号を人工交配させて誕生した品種である。1944年、新潟県農事試験場で高橋浩之によって交配処理されたのが起源である。

1947年に農業試験機関の機構改革があり、同試験地は長岡農業改良試験所となり、仮谷桂と池隆肆により農林22号x農林1号の雑代2種(1945年は戦況の悪化により育種事業が全面中止となっていたため1946年に第1代が育種されていた)の育種が行われた。しかし長岡ではこの交配種への評価が高くなく、新設された福井農事改良実験所への育種材料の募集が行われていた事から、「農林22号x農林1号」が福井へと譲渡された。

1952年、福井実験所は「農林22号x農林1号」に「越南17号」の系統名を与え、20府県に対し適応性試験を依頼した。しかし結果は茎が弱く倒れやすく、穂首いもちに弱い性質、熟色は優れているが、玄米は青米が多く、生産性も高くなかったことから芸者米と呼ばれ試験結果は当初散々なものであった。しかし福井から越南17号の試験を依頼された新潟では倒れやすいという欠点があったが、1955年の農林番号登録への検討会で有望視されていた北陸52号や北陸60号を押しやり、越南17号を奨励品種に決定した。そして翌年の1956年に福井から新品種として登録され、水稲農林100号とコシヒカリという名が与えられるに至った。
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コシヒカリとは

味がよく粘りもあるので非常に人気が高く、全国で最も多く栽培されているが、地域によって味などのばらつきなどもある。 新潟県の魚沼地区で栽培されたものが最も優れているとして有名である。コシヒカリの発祥の地が実際には福井県なのに新潟県と誤解されるのはそのせいでもある。このため、コシヒカリの"コシ"を越後の"越"あるいは、誕生地である福井県にちなむ越前の"越"だと思っている者も見受けられるが実際には更に範囲の広い越国(現在の福井〜山形付近)の"越"である。

コシヒカリの誕生後、コシヒカリと他の品種を掛け合わせてあきたこまちやひとめぼれ、ヒノヒカリなどコシヒカリ系統の新品種が誕生した。

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